個人的に、外出先で携帯からPC用のサイトを見たい場合があります。
例えば、「こないだニュースで見たあの店、この近くなんだけど電話番号なんだっけ?」とか、普段見ているサイトを携帯でも見たいとか。
その方法としていくつか選択肢があります。
(1)フルブラウザ入り携帯を買う
(2)jigなどのブラウザアプリを利用する
どちらも目的はある程度達成できますが、(1)の場合はパケット代が気になりますし、(2)はアプリそのものが有償です。ブラウザアプリとしてはSite SneakerやScope、ibisBrowsre Freeなど無償のものがありますので、それを利用するのもひとつの選択肢です。ただ携帯内蔵のフルブラウザじゃ無い場合は、サーバーサイドである程度の処理をするため、gmailなどのログインを必要とするサイトは利用できません。(もしくはセキュリティの面で利用したくありません。)
そこで安全にgmail等を利用するにはgoogleの対応を待つしか無いか…と思っていたところ、第3の選択肢を見つけました!
PCサイト->携帯変換スクリプト「pc2m」
これはアプローチとしてはブラウザアプリと同じでサーバーサイドで処理をするのですが、最終的な携帯での表示をJavaアプリではなく、携帯に内蔵されている通常のブラウザを利用します。類似のサービスは色々あるようですが、これはソースが公開されているので、自分のサーバーに置けるのがセキュリティ面で良いと思います。
早速自宅のマシンにVineLinux3.2を入れて試してみましたが、特にトラブルもなく簡単にインストールできました。gmailも問題無く表示できました!
ブラウザアプリと比較してのアドバンテージは、特にソフトを入れなくても良い点と比較的古い(QVGA解像度でない)機種でも動く点でしょうか。P902iで試したところ、速度的にはJavaのブラウザアプリを利用した方がブラウジングは快適でしたが、自前のサーバーなので混むことが無いため総合的な快適度は同程度かも知れません。
しかし世の中どんどんと便利になっていきますね。
後は全世界で携帯の規格統一されたりすると更に便利なのですが…
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